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男性不妊の基礎知識
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| 男性不妊には先天性と後天性のものがあります。 後天性の原因としては、長期におよぶストレス、病気、肥満、アルコールや薬の影響、 精巣の損傷もしくは機能障害、精子の産出あるいは射精に関するトラブルなど 様々なものが考えられます。 先天性の男性不妊とは、様々な遺伝的要因や、発育段階で受けた影響により 性機能不全になるものです。性機能不全は、精巣のトラブルや、精巣を刺激する ホルモンを分泌する脳下垂体の損傷によるものです。 両側無精巣症の男性はおよそ2万人に1人で、その場合には生殖能力がありません。 生まれたばかりの頃には精巣があると考えられていますが、成長するにつれて 精巣が再び体内に吸収されてしまうのです。 |
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| 精子を造る性ホルモンの流れ |
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この流れの中で1ヶ所でも問題があると、精子がうまく造られなくなってしまいます。 |
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精巣の構造
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精巣は陰のうに包まれた楕円形で、18−20mlの容積があります。 (計測結果が10ml以下の場合は造精機能障害が疑われます) 精巣は白膜と呼ばれる膜で包まれており、その中身は 200−300くらいの小葉と呼ばれる部分に分かれています。 1つの小葉には精細管が3−4本あり、精細管の中には 精子や精子の基になる細胞群(精祖細胞、精子細胞など)、 テストステロン(精子を造る為の重要な働きをする男性ホルモン)を産出するライディッヒ細胞、 精子を造る環境を調整しているセルトリ細胞など、様々な細胞が混在しています。 つまり、精巣はテストステロン(男性ホルモン)の合成と、精子の産出の 2つの機能をもっているという事です。 |
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精子が造られるまでの流れ
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精祖細胞から第一次精母細胞まで26日 第一次精母細胞から前期精子細胞まで32日 前期精子細胞から精子になるまで16日。 精子が完成するまで、全部で74日かかります。 薬物療法などで結果を見る場合、最低でも2ヶ月半かかるというのはこういった理由からです。 無精子症の中には、こうした流れの途中で成長が止まってしまうケースがあり、 現在、最も治療が困難な症例の1つとなっています。 |
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精子の構造
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| 形態が異常な精子が多く見られる奇形精子症ではしばしば受精障害が見られます。 また、形態的に正常であっても尾部の構造異常などで精子が運動できない場合もあり やはり受精障害がおこります。 |
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精子が放出されるまでの流れと問題の起きやすい部位
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| 成人男性は、休みなしに精子を産出しています。 精子は、精巣から長さが6メートル以上あるコイル状の精巣上体に送られ、保存されます。 射精が行われそうになると、精子は輸精管を通って、精嚢に送られ、そこで精液を形成する 液体が加わります。精液は精子の養分となります。(精子の栄養源は果糖のみ) 射精される物質の大半はこの精液です。 精液はさらに、尿道(射精菅)を進み、陰茎の先端(亀頭)から射精されます。 |
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| 精巣 精子が形成されない(非閉塞性無精子症) 精子が少ししか造られない(乏精子症) 精索静脈 静脈の弁の働きが悪くなり、精巣内温度を上昇させ 精子形成に悪影響を与える(精索静脈瘤) ↓ |
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| 精管 精子の通過が障害される(閉塞性無精子症) 生まれつき精管が備わっていない(先天性精管欠損) ↓ |
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| 前立腺・精嚢腺 炎症を起こし、精子の運動率を低下させる(精子無力症・膿精液症) 精液が造られない(無精液症) ↓ |
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| 膀胱 精液が尿道に送られずに膀胱に逆行する(逆行性射精) ↓ |
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| 陰茎・亀頭 勃起できない(勃起不全) 射精できない(射精障害) |
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